FOR OURSELVES
全てのビジネスは、顧客のためにある。
私は、そう信じています。
ビジネスとは、「商業上の取引」です(広辞苑より)。
顧客がしなくてはならないこと(仕事)があり、それを為す対価として、報酬が支払われます。
顧客がいなければ仕事はありませんし、仕事がなければ報酬は支払われないことから、取引になりません。
つまりビジネスは、顧客がいるから成り立つと言えます。
仕事と言っても、一人では為すことができないものもあるでしょう。
そのときは、人を集める。
役割・ルール・仕組みを決めて、組織として仕事にあたる。
組織だから、安定性・持続性も担保できる。
仕事を為すために組織(会社)がある。
だから、会社も顧客のためにある。
でも、今あなたの目の前にあるビジネスや会社は、どうでしょうか?
あなたは、それらが顧客のためにある、と思いますか?
そもそも、顧客のためにあると思えるビジネス・会社は、この社会にどれだけあると感じますか?
あなた自身はどうでしょうか?
あなたが携わっているビジネス・会社は、顧客のためにあるでしょうか?
「ビジネスは商売で、商売はお金を稼ぐことが目的。自社の売上や利益を上げるのは、当たり前。
そのために人を増やす、会社を大きくする。」
このように答える方がいるかもしれません。
たしかに現代は資本主義社会なので、お金を稼ぐことは大事です。
売上や利益を上げられれば、この競争社会を生き抜く確度も高くなるでしょう。
「そもそも会社で仕事をしないと、お金を稼げない。お金がないと、生活ができない。
お金があると、豊かに暮らせる。だからお金を稼ぐ。仕事をする。」
このように答える方もいるでしょう。
間違ってはいないと思います。
現実的にお金は必要ですし、余裕があれば、その分、選択肢を増やすことができます。
ただ、あなたが顧客の立場だったら、どうですか?
「自社の売上や利益のため」にビジネスをしている会社、「お金を稼ぐため」に仕事をしている人に、
仕事をお願いしたいと思いますか?報酬を支払いたいと思いますか?
あなた自身だけでなく、
あなたが大切にしているパートナーや家族、友人に、そのようなビジネス・会社・人を紹介したいと思いますか?
ここで、売上や利益を上げることを否定したいわけではありません。
むしろ、顧客のためにビジネスを続けるためには、売上も利益も必要です。
もちろん、お金を稼ぐことを否定したいわけでもありません。
お金がなければ、自分のこともままならず、
まして大切なパートナーや家族を守ることもできません。
伝えたいのは、「あなたが顧客の立場だったら、どう思うか?」ということです。
顧客の立場だったら、「嫌だ」とか「違和感がある」と思うことを、
ビジネスや仕事を手掛ける立場になったとき、それを顧客にする。
もし、あなたがそうしている、
もしくは、ビジネスや会社があなたをそうさせているのなら、
私はそれを変えたい。
社会から見たら、誰もがビジネスや仕事の主体であり、顧客だと考えています。
あなたが携わっているビジネス・会社・仕事は、顧客である誰かによって、成り立っている。
あなたが顧客として受け取っているものは、そのビジネスや仕事の主体である誰かによって、もたらされている。
そう考えると、
あなたが思っていることは、社会を通して、巡りめぐって、あなたに還ってくる、
と言えるのではないでしょうか。
私たちが正しいと思うことをする。
私たちの感情・感覚を信じて、信条をもとに生きる。
それが、自分を解放するということであり、
ありのままに生きるということなのだと感じています。
顧客のために仕事をする。
顧客のための会社にする。
顧客のためにビジネスをする。
全ては、顧客のためにある。
そう思う人を増やして、そういう会社に変え、そういう人や会社で溢れた社会を望みます。
自分を解放する。それが私たち自身のためになる。
そう信じています。