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2023-10-30 09:30:00

STORY 1

【STORY1】ビジネスは人が中心である.jpg

 

ビジネスを構成する要素は様々ありますが、私は「ビジネスは、人が中心である」と考えています。

 

ビジネスには経営資源が必要で、その経営資源は、よくヒト・モノ・カネ・情報と言われますが、

よくよく考えてみると、それらは全て、人が生み出していることがわかります。

 

例えば、ヒトは、生物学的な観点では言わずもがなですが、

トレーニング、メンタリングといった人材育成、教育を通して、人がヒトを育てているので、

ビジネスの目的に適ったヒトを生み出している、と言えると思います。

 

モノは、ものづくりと言われるように、カバンやアクセサリー、自動車などをつくっているのは、人です。

 

カネも、株や保険といった金融商品をつくっているのは人ですし、

その取引や市場、貨幣という物理的なものをつくっているのも人です。

 

情報は、今ではSNSを通して個人でも発信することができますが、

書籍や広告といったコンテンツも含めて、人がつくっています。

 

またビジネスを経営資源という視点ではなく、

戦略、仕組み(制度)、システムという視点から見ても同様で、それら全てを人が運用しています

 

どんな戦略を描いても、実行できなければ、絵に描いた餅。

どんな仕組み(制度)であっても、運用できなければ、机上の空論。

システムも、誰も使わなければ、お金の無駄になってしまいます。

 

また人ひとりの力は、小さいですが、

人が集まることで、大きな力になり、一人ではできないことができるようになります。

そのため多くのビジネスは、人を集めて、組織で行われるんだと思います。

そうすると、ビジネスは組織により構成され、その組織は人で構成されている、と言えるので、

この視点からも「ビジネスは、人が中心である」と捉えられるでしょう。

 

これは一つの価値観かも知れませんが、

この文章をご覧になっているあなたは、どう思いますか?

 

もし同じ価値観を持って、賛同いただけているとしたら、

あなたが携わっているビジネス、所属している組織は、実際にどうでしょうか?

 

「ビジネスは、人が中心である」と思っていたとしても、あなたの目の前の現実が、そうなっていなかったとしたら、

あなた自身は、何から始めたいですか?