MEMORY
INSIGHT 9
変化が激しく、情報が溢れ、他者の視線にさらされる環境では、
自分の外側に意識が向きやすい。
それが意図せず積み重なると、
自分ではない他の何かのために、エネルギーと時間を費やすのと同じ。
マインドフルネスや瞑想など呼び方は脇に置いて、
あえて自分の内側に意識を向ける必要性が、ここにあるのでは。
INSIGHT 8
触覚は、赤ちゃんがお腹にいる約7週目に発達し始めるよう。
その後、嗅覚、味覚、聴覚、視覚の順に五感は発達し、
触覚は四つの感覚の土台になる。
現に、視覚は物を二次元で捉えるため、
三次元で捉えられるようになるためには、触覚による経験が不可欠。
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【参考文献】
レイチェル・イザドラ「『感じる』を育てる本」
INSIGHT 7
過去が今の自分をつくる。
でも、どんな過去を思い出すかは、今の自分が選べる。
これが死ぬ瞬間でも同じだとして、
そのときにどんな「過去」を思い出したいか?という問いは、
ありのままに生きるのに大事なのでは。
「過去」を振り返る視点と、「過去」そのものをつくれるのは、今の自分しかいないから。
INSIGHT 6
人は、情報を五感を通して取り込む。
五感は肉体、肉体は遺伝子により規定されるので、
先天的に決まる部分があるかも。
ただ発現する遺伝子は、環境で変わる。
とすると、後天的である自分の意志を反映するには、
環境を選ぶのが重要。
本田圭佑さんの、環境にこだわれ、と通ずる。
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【参考動画】
プロサッカー選手 本田圭佑氏 卒業式スピーチ「欲望を解放しろ、環境にこだわれ」|令和4年度近畿大学卒業式 - YouTube
INSIGHT 5
カール・ユングは、個人が心の中で意識と無意識を統合する過程を「個性化」と表現した。
それにより、あるべき自分の姿に戻り、自己実現を果たせるという。
とすると、
①無意識を意識化する言語化、
②意識を無意識化する習慣化は、
そこに寄与するのでは?と思う。
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【参考文献】
カール・ユング「元型論-無意識の構造」