MEMORY
INSIGHT 23
自分が発する言葉には、意識的、無意識的にかかわらず、
自分の考えや価値観、前提が含まれる。
また言葉を発する度、それらが強固になり、受け手にも伝わる。
例えば、英語は主語が明確で、日本語は曖昧だが、
英語を多用すると、日本語で表現するときも、
「それは『あなたが』」と明示するようになるのでは。
INSIGHT 22
腹落ち「しようとする」、納得「しようとする」のは、
直感としては違うと思ったことを論理で御す行為なのでは。
これを繰り返していくと、論理優位になり、
そのときどきの感覚や感情に気づきずらくなるかもしれない。
あくまで、いまは論理で捉えているという自己俯瞰が、
そこから抜け出せる鍵だと思う。
INSIGHT 21
僕らは、気づいたらこの世に生まれている。
だから前提として、何かするために生まれてきた、ということはないのでは。
実際、歴史上ほとんどの時代、ほとんどの人が、生きるために生きてきたと思う。
だから「何かをするために」という人生の目的を見出すかは、
その人の選択だし、自由。
INSIGHT 20
・何に時間、お金を費やしているか?
・誰と一緒にいるか?
・何が好きか?嫌いか?
などの視点を切り口に、
「なぜそうなのか?」を言語化する。
この「なぜ?」を繰り返し、
「だって、そうなんだから」と返答しか出ない(理由を答えられない)所まで掘り下げられると、
その視点から自分を知れたことになるのでは。
INSIGHT 19
水口貴文さんは、
働く人々がブランドをつくると考え、
「なぜ私たちがここ(スタバ)にいるのか?」と問いかけているという。
目の前の業務で忙しくても、
やはりこういった中長期的な対話があるかどうかが、企業の実態を決めるのでは。
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【参考文献】
スターバックスはオンリーワンのブランドであり続ける 従業員や地域とのつながりを育み、共感を生む経営 | 水口 貴文 | ["2020年10"]月号|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー