MEMORY
2024-03-18 22:10:00
INSIGHT 45
問いの危険性。
あなたが不安に思っていることは?
そう問うだけで、相手を不安にさせることができる。
その問いを繰り返したなら、尚更。
不安は、人間が生きるためにプログラムされているが、
問いによっては、そのプログラムを助長し、強固にすることになる。
2024-03-05 09:27:00
INSIGHT 44
「過去も未来も、今にある」の解釈。
過去は変えられないが、その過去に対する今の解釈は変えられる。
そして、未来を決めるのは今。
上記は、過去も未来も、今が決めるという視点だが、
過去や未来が、今を決めるという視点もあるのでは。
例えば、明日のお金の不安は、今に影響するので、
未来が今を決めている、とも言える。
過去と今、今と未来の双方向性は、気づきにつながりやすいかも。
2024-03-01 10:29:00
INSIGHT 43
意味づけの重要性。
アウシュビッツという生死に瀕する環境では、
意味を見出すことが生に直結するのなら、
いま私たちがいる環境では、どうなのか?
その環境と比べれば、
たとえ環境が自分の制御外でも、
意味づけ次第でどうにでもなるのだろう。
それほど人は尊い。
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【参考文献】
ヴィクトール・フランクル「夜と霧」
2024-02-27 08:41:00
INSIGHT 42
思考の幅は、言葉の幅。
どれだけ語彙を増やすかが肝。
例えば、楽しいという感情一つ取っても、
歓喜、極楽、愉快など様々な言葉があり、
その表現の幅が思考につながる。
ともすると、異言語を学ぶのは、表現や思考の幅を広げるのに最適かも。
母国語を相対化できる観点でも有益では。
2024-02-26 15:58:00
INSIGHT 41
人は言葉をもって生まれてこないので、
最初は、どの言葉も他者から意味を借りて使うことになる。
言葉を自分のものにするには、解きほぐさないと。
辞書にある社会的意味を基準にして、
自分が使っている意味(解釈)を分離させる必要がある。
面倒だけど、この過程がないと、言葉による思考は洗練されない。