MEMORY

2024-02-16 20:17:00

INSIGHT 40

野中郁次郎さん曰く、

「世界は、主体的な思いがあってはじめて、価値づけ、意味づけられる」とのこと。

あらゆることをいかようにも意味づけられるけれど、

それは「意味づけしよう」という主体的な思いがあってこそ。

逆に言えば、受動的になると、自分でない他の何かに意味づけられてしまう。

2024-02-16 07:45:00

INSIGHT 39

やりたい、やらなきゃいけない、どちらの感覚で行動しているか。

後者は、責任感からそのエネルギーを生み出しているので、継続するのに負荷がかかる。

一方、前者は、好奇心から生み出しているので、継続しやすい。

そして、どちらの感覚が優位に動いているかは、自分にしかわからない。

2024-01-30 22:11:00

INSIGHT 38

グローバルは思考、ローカルは感覚という養老孟司さんの視点は斬新。

ローカルは身近だから感覚として捉えられるが、

グローバルは身近でないから思考する必要がある。

ある種、グローバル化は思考優位になることなのかも。

ただ幸せを目指すなら、

それは感覚的なものだから、その種はローカルにありそう。

2024-01-29 22:27:00

INSIGHT 37

言語化により失われるもの。

言葉にすると、その言葉から遠い意味・イメージ・感覚は、含まれにくくなる。

また、その言葉を使えば使うほど、

本来あった意味・イメージ・感覚が薄れていく恐れがある。

でも言葉にしない、できない複雑なことを複雑なまま受け取ることが、

人と人の間では大事なんだろう。

2024-01-13 17:07:00

INSIGHT 36

東畑開人さんの言葉と考えに引き込まれる。

みんなが主語になる大きな物語の前では、

個人が主語になる小さな物語は、かき消され、シンプルにされてしまう。

でも私たちには、それぞれ複雑な事情があって、

それを複雑なままに理解してもらえたとき、心を理解されたと感じる。

 

------------------------------

【参考文献】

東畑開人「心はどこへ消えた?」

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...