MEMORY
2024-04-10 09:37:00
INSIGHT 47
池谷裕二さんの
「記憶が色褪せるからこそ、僕らの時間は前に進む」という言葉は、秀逸。
「記憶を忘れる」という仕組みが脳にあるから、
僕らは時間を進められる。
ともすると、
「幼いときと比べて、今は早く時間が過ぎる」という感覚は、
記憶を忘れてばかりいる、ということなのかもしれない。
2024-04-01 08:26:00
INSIGHT 46
どれだけ言葉で説明しても、相手の解釈は変えられないから、
説明の内容より、相手の解釈に焦点を当てた方が良いときがある。
解釈は価値観、もっというと、それを形成した体験からくるので、
そこから一緒に解きほぐしていかないと、
ずっと平行線か、
上辺だけの「わかりました。」を引き出すことになる。
2024-03-18 22:10:00
INSIGHT 45
問いの危険性。
あなたが不安に思っていることは?
そう問うだけで、相手を不安にさせることができる。
その問いを繰り返したなら、尚更。
不安は、人間が生きるためにプログラムされているが、
問いによっては、そのプログラムを助長し、強固にすることになる。
2024-03-05 09:27:00
INSIGHT 44
「過去も未来も、今にある」の解釈。
過去は変えられないが、その過去に対する今の解釈は変えられる。
そして、未来を決めるのは今。
上記は、過去も未来も、今が決めるという視点だが、
過去や未来が、今を決めるという視点もあるのでは。
例えば、明日のお金の不安は、今に影響するので、
未来が今を決めている、とも言える。
過去と今、今と未来の双方向性は、気づきにつながりやすいかも。
2024-03-01 10:29:00
INSIGHT 43
意味づけの重要性。
アウシュビッツという生死に瀕する環境では、
意味を見出すことが生に直結するのなら、
いま私たちがいる環境では、どうなのか?
その環境と比べれば、
たとえ環境が自分の制御外でも、
意味づけ次第でどうにでもなるのだろう。
それほど人は尊い。
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【参考文献】
ヴィクトール・フランクル「夜と霧」